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2021おとなの研修~安曇野シャンティクティ~

長野県安曇野にあるシャンティクティにて職員研修を行いました。

パーマカルチャーの考え方、持続可能な暮らしを実践されているゲストハウスです。


この日はシャンティクティに行く前にいくつか立ち寄ったところがあります。


・妙楽寺

映画「あの日のオルガン」の舞台である日本初の疎開保育園があった場所です。

空襲の降る場所で子どもたちの文化的な育ちは保障されない、と考えた保育者が子ども50人をつれて疎開をしました。

地域との問題もありながら、受け入れてくれたお寺の方や地域の方がいたからこそ、子どもの安全が守られた歴史が残されています。


安曇野ICを降り、付近の学習センターにて森のようちえん「森の子」さんの写真展が行われていました。

シャンティクティの奥様がこちらのようちえんの立ち上げに携わっていたとのことで、色々なお話を伺うことができました。 なんと翌日には子どもたちとの5キロ散歩を控えているのだとか…! それだけ歩けば景色の移り変わりも顕著に見られて、「初めて」にたくさん出会えたのではないでしょうか。 ・恒例の米粉うどん作り

陽が落ちるのが早く、シャンティクティに到着してすぐ夕飯作りを行います。 こういう生活をしていると非常に健康的な心身でいられそうです。


宿ではみんなが同じご飯を食べられるよう、食事はベジタリアンの方に合わせて菜食料理とされています。

この日は出汁を確認しておらず、失敗してしまいました…ごめんなさい。 「一番弱い人に合わせる」オーナーの言葉が心に染み込みます。 ・多機能かまど

何個羽釜が置けるのでしょう…数えてみてください(^^♪ 形を作った後に手で描いたようなデザインがあるのがとても素敵です。 オーナーは色々なものを作っていますが、「美しい」ことを大変重要視されておりました。 私がサラダを盛ったら、「もっと大きいお皿に小さく載せなさい!」と怒られ…(笑) 私の中の「豊かさ」のイメージに「美意識」が加わりました。 「美意識」を持つための余裕が結構大事…! ・曲線が美しいアースバックの建物

中は子どもたちが遊べるようなおもちゃとかわいらしい仕掛けで溢れていました。

アースバック=地球に還る は環境への配慮はもちろんですが、生き方としての美しさ、清廉さというようなものを感じます。 「必要ものだけで事足りる」これもオーナーの言葉です。 ・シャンティクティツアー


翌朝、オーナーに畑を案内してもらいました。

大変美しい畑で、パーマカルチャーのデザインや心が表されています。

ただ紹介しているのではなく、それが何故そこにあるのか、何を表しているのかをお話いただきました。 この様子は動画に撮ったのであらためて載せます。 子どもたちは奥様と一緒に収穫を手伝っていたみたい♪


ここで始まった「わのもり」の活動では、地域の子どもたちがふらっと遊びに来て、オーナーと色々なものを作ったり、のんびりと過ごしたりしているそうです。

活動場所にはブランコや、作業台、トイレなど手作りのもので溢れていました。

見た目はまるでプレイパークのよう。 これを1から作っているのだから、なんだか「私もできるかも?」という気にさせられてしまいます。 それを子どもたちが小さいうちから感じていたとしたら、本当に幸せな環境だなと感じました。


町に帰ってくると、夢から覚めたような現実感。

お風呂の後の水をもったいないなぁと感じたり、ゴミ捨ての時にゴミ多いな…??と感じたり。

こっちではそれが当たり前になっているから、なかなか自然環境との関連が掴めません。

でも、だからこそこの体験を持ち帰り、埼玉でできることを実践していきたいと思います。


そのきっかけとして森のようちえんが大きな可能性を秘めているように感じています!

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